表札に使われる材質

表札の素材

表札にはどのような材質の物が使われているのでしょうか。

表札を掲げることが主流となった大正時代後半の建物は、木造家屋が多く、それに合わせて表札も木製の物を掲げる家庭が多かったそうです。また、木製は、安価であるという点からしても手に入りやすい物であったといえます。しかし、その反面欠点もあるわけで、表札は玄関(屋外)に掲げるものですから天候の影響を受け、当然時間の経過とともに傷んできます。一時期、陶器の表札も出回りましたが、高価なこともあり庶民には普及はしませんでした。

昭和になり、近代的な住宅が増えてきたこともあり、家の様式に合うように石の表札が広まる様になってきました。また、木製に比べて、耐久性に優れていた点でも普及する理由は大きかったと思います。

現在では、その他に、ガラス製や金属製・セラミック・ステンレス・などの素材の物もあり選択肢の幅は広がっています。まずは耐久性に富んだ物を選び、後は住宅に合った物、好みに合った物を選ぶと良いのかもしれませんね。

*素材(一部)の特性

◆木  製
比較的安価であり、昔から使われている材質でもあるため、風水的にもよく、温もりや風格がある。しかし、天候にさらされる場所に取り付けている場合には、耐久性に弱い。
◆石  材
昔からある定番素材で丈夫である。よく使用されていたが最近では、他の素材が増えてきたため、他の素材を選ぶ人も多い。
◆金 属 製
銅やステンレスなど、重厚感があり、デザイン性も高い。耐久性に優れている。
◆セラミック製
焼きものが醸し出す、自然な風合いが建物を引き立ててくれる。他耐久性にも優れている。
◆ガラス製
おしゃれで魅力的。色々な家に合わせやすい。しかし、取り付けの場所によっては、汚れが付きやすく色褪せてくる。
◆テラコッタ粘土
最近流行りのDIY。自宅のオーブンを使って焼くことができ、素朴な手作り感の味わい深い表札が出来上がる。その他にも、手作りできるキット(他素材)などもあり、家族で楽しんで作るのも想い出づくりのひとつである。
◆タイル製
ツルンとした艶のある質感が特徴。デザインの文字の型など自由度も高く、ヨーロピアン・レトロな雰囲気が好みの方にぴったり。建築の素材としても使われており、手作り感も演出できるタイル表札はお勧め素材です。